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接待は労働時間に該当するか


 判例では,労働時間について,「労働基準法(中略)の労働時間(中略)とは,労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間をいい,右の労働時間に該当するか否かは,労働者の行為が使用者の指揮命令下に置かれたものと評価することができるか否かにより客観的に定まる」(三菱重工業長崎造船所事件)と判断しています。 「接待」と言っても,上司から取引先を接待するよう指示されているのであれば,接待を行うこと自体が使用者の指揮命令に基づくものですから,これに要する時間は労基法上の労働時間となるでしょう。しかし,打合せや商談といった業務の会合として上司等の使用者から指示されず,取引先との懇親を深めるという内容の接待という場合には,使用者の指揮命令の下になされたものとすることは難しいといえます。

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